【フローで学ぶビジネス英語#7】「指示をする」フレーズ。映画から学ぶ。

この記事では「指示を出す」時のビジネス英語フレーズを学んで行きます。

ビジネス英語を学んでいてもなかなか頭に入ってこないし、覚えたとしてもうまく口から出てこない。。。

そんな経験はありませんか?

このブログは映画のシーンを使って、出来るだけフレーズを体に染み込ませることを目的にしています。

映画だと通常の教材よりもフレーズにリアリティがあります。世界トップクラスの俳優陣が魂を込めてフレーズを話しているので、市販されている教材とは言葉の重みが雲泥の差。

そこをうまく利用してやろう、というのがこのブログとYoutube番組の企みです。

実際に私も、特にスピーキングとリスニングに関して映画を大いに活用する事で、ビジネス英語のレベルアップに大きく弾みをつけることができました。

この記事はYoutubeチャンネル「たっちゃんの、映画でビジネス英語塾」の中の動画、~【フローで学ぶビジネス英語#7】「指示をする」フレーズ。映画から学ぶ。~ ついての説明です。

本記事と当該youtube番組の作成にあたり、下記の書籍からヒントを多く頂いています。

地味ですがとても良い本です。↓

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目次

指示する場面のフローチャート

指示をする場面では英語でも日本語でもほとんどが上記シーンに当てはまるのではないかと思います。

そのシーン毎にフレーズを覚えていこう!という構成です。

指示フローの「前置き」

指示する前に「ちょっと良い?」と話しかけるシーンです。

「前置き」の4フレーズ

1. Can I have a word?

「ちょっと話しても良いですか?」という意味。個別に短い会話をしたいときに使います。

このフレーズは通常、プライベートな話や特定のトピックについて少し話す必要がある場合に使用されます。

たとえば、誰かのパフォーマンスに関するフィードバックを個人的に伝えたいときや、小さな問題を解決したいときなどです。

2. Can we talk about ~?

「~について話せますか?」と質問し、特定のトピックやプロジェクトについて話し合う必要があることを示します。

このフレーズは、話し合いたい具体的なトピックを明確にして、相手にその準備をしてもらうために便利です。

3. Do you have a moment?

「ちょっと時間ありますか?」と尋ねることで、相手が今忙しいかどうかを確認しつつ、少しの時間をもらえるか確認します。

これは非常に一般的なフレーズで、多くの場合、緊急でないが短い会話を要求する状況で使われます。

4. Is this a good time?

「今時間大丈夫ですか?」と尋ねることで、現時点で相手が自由かどうかを探ります。

これは特に相手が忙しそうに見える場合や、重要なトピックを扱う長い会話を始める前によく使用されます。

指示フローの「指示」

この記事のメインテーマ「指示」のフレーズです。

3種類あって、「行動を指示する」、「報告を指示する」、「アイデアを出すように指示する」の3つです。

行動を指示する 5フレーズ

1. I want you to~

「~してほしいです」という意味。自分の希望や要望を相手に伝える際に使えるフレーズ。これは比較的柔らかい表現で、直接的な命令よりも少し緩やかなニュアンスを持ちますが、明確に自分の意向を示すことができます。

2. I need you to~

「~してもらう必要があります」というフレーズ。その行動が必須であることを強調します。これは「I want you to~」よりも少し強い表現で、仕事の優先順位や緊急性を示すために使われます。

3. Make sure +文章

「必ず~してください」というフレーズ。「Make sure」はその指示が非常に重要であることを強調しています。

もう少し柔らかい表現で「Remember to~」があります。忘れがちな事柄を思い出させるために使われます。

例えば、「Remember to check your email 」で、定期的にメールを確認することを忘れないようにというリマインダーとして使えます。

4. Don’t forget to~

「~するのを忘れないでください」という意味。「Don’t forget to」は特定の行動を忘れないように促すのに対し、「Don’t be」はある状態や振る舞いを避けるよう求めます。

例えば、「Don’t forget to send the invoice」で請求書の送付を忘れないよう指示します。

5. Ask 人 to ~

「人に~するようお願いしてください」というフレーズは、第三者に何かを行ってもらうよう依頼するときに使います。これは直接指示を出すのではなく、人を通じて、誰かに行動を依頼する形をとります。

例として、「Ask John to prepare the presentation」は、ジョンにプレゼンテーションの準備をしてもらうよう頼む場合に使われます。

報告を指示する 3フレーズ

1. Give me an update

「報告を下さい」という意味。このフレーズは、プロジェクトやタスクの最新の状態について簡潔な情報を求める場合に使われます。

これは比較的カジュアルな表現。

上司が部下に対して「Give me an update on the client meeting」と言えば、クライアントとの会議の最新情報を教えてほしいという意味になります。

2. Give me a report

これも「報告をください」というフレーズです。口頭や書面による報告を求める場合に使用します。

「Give me an update」よりもフォーマル。内容が具体的かつ詳細であることが期待される状況で使われることが多いです。

例として、「Give me a report on the sales figures for this quarter」と言えば、その四半期の売上数字に関する詳細なレポートを要求していることになります。

3. What’s the progress?

「進捗はどうですか?」と尋ねるこのフレーズは、プロジェクトや仕事の進行状況について一般的なアップデートを求める際に用います。

主にプロジェクトの全体的な進行具合を把握するためのものです。

アイデアを出すように指示する 2フレーズ

1. What do you think of~?

「~についてどう思いますか?」という質問。特定のアイデア、プラン、または提案に対する意見や感想を求める際に使用されます。

相手に広い範囲での考えや評価について自由に話すように促します。

例えば、新しいプロジェクトのアプローチを提案した後に「What do you think of this approach?」と尋ねることで、そのアプローチに対する意見や改善点を聞くことが可能。

2. What’s your idea?

「あなたの考えは何ですか?」という意味です。この質問は、より直接的に相手のアイデアや提案を求めるときに用います。

例として、会議で話し合いが行き詰ったときに「What’s your idea on how we can improve our customer service?」と尋ねることで、顧客サービスの改善に向けた新しいアイデアを直接求めることができます。

指示フローの「確認」

指示に対する「確認」で使える4フレーズ

上司に指示されたけれども、言っている事がよくわからない、もっと指示内容を明確にして欲しいといった場面で使うフレーズたちです。

1. Could you say that again?

「もう一度言ってもらえますか?」というこのフレーズは、何かを聞き逃したり理解できなかったときに使用します。

これは、確認のために相手に再度同じことを繰り返してもらうことを求める礼儀正しい言い方。

2. Correct me if I’m wrong, +文章

「もし間違っていたら直していただきたいのですが」というこの表現は、自分の理解した内容を確認しつつ、間違いがあれば訂正を求める際に使います。

例えば、レポート提出の指示を受けた後で、「Correct me if I’m wrong, but you want this report by tomorrow, right?」(明日までに報告が欲しいんですよね?)と言って期限を確認できます。

3. Let me check

「確認させてください」というフレーズは、情報を確認する必要があるときや、何かを確かめる前に少し時間を要することを伝えるときに使用します。

報が正確であることを保証し、誤解がないようにするために重要。

たとえば、特定のデータが正しいかどうか不明な場合、「Let me check and get back to you」と言うことで、後で確認した正確な情報を提供することができます。

4. enough を使ってリソースの不足を伝える

確認というか上司への共有に近いフレーズです。リソースに不安がある場合、事前に上司に情報共有する意味で「確認」の項目に入れました。

「I don’t have enough time (money, staffなど)」というフレーズは、利用可能なリソースが不足していることを伝える際に使用します。

これは特にプロジェクトのスケジュールや資源の計画に関連している場合に有効。

例えば、「I don’t have enough staff to complete the project on time」と言えば、期限内にプロジェクトを完了させるためには十分なスタッフがいないことを明確に伝えることができます。

指示フローの「調整」

指示内容の「調整」で使える6フレーズ

部下からの「確認」が入った後に内容をすりあわせるフェーズです。優先順位、期限、重要度などを伝えます。

1. First of all,

「まず第一に~をやってください」というフレーズは、複数のタスクがある場合にその中で最も先に行うべき事項を指示するときに用います。これにより、優先順位を明確にし、取り組むべき事柄の順序を指示することができます。

例えば、「First of all, finish the current report before starting the new project」と言えば、新しいプロジェクトを始める前に現在の報告書を完成させるよう指示していることになります。

2. Urgent

「緊急です」というフレーズは、タスクが非常に重要で、早急に対応が必要であることを表現。

この表現は、即時の注意と行動を要する事態に使われ、関係者にその緊急性を伝えます。

例として、「This task is urgent; please prioritize it immediately」と言えば、そのタスクに直ちに取り組むよう強調しています。

3. Immediately

「すぐ~してください」というフレーズは、何かを直ちに実行するよう求めるときに使用します。

この指示は、即座の行動を要求する場合に特に有効です。

例えば、「Please address this issue immediately」と言えば、この問題に直ちに対処するよう指示しています。

4. You have to

「~しなければなりません」というお馴染みのフレーズですね。何かが必須または義務であることを明確にするときに使われます。

5. You don’t have to

「~する必要はありません」というフレーズ。特定の行動やタスクが必須ではないことを伝える際に使用します。

これにより、相手にとってその行動がオプションであることを明確にし、必要に応じて判断を委ねます。

例えば、「You don’t have to attend the meeting if you are busy」と言えば、忙しい場合には会議に出席する必要がないことを示しています。

6. There is no need

「~は必要ありません」というフレーズも、「You don’t have to」に似ており、何かをする必要が全くないことを指示する場合に用います。

これは、特定の行動やプロセスが不要であることを明確にし、無駄な労力を避ける事が可能。

例として、「There is no need to print the document; a digital copy will suffice」と言えば、文書を印刷する必要がなく、デジタルコピーで十分であることを示しています。

指示フローの「承諾」

指示への承諾で使える 4フレーズ

文字通り承諾に使うフレーズ達です。

1. I understand

「了解しました」というよく使うフレーズ。非常に一般的で、フォーマルからカジュアルな状況まで幅広く使うことができます。

2. No problem

「問題ありません」というフレーズは、何かを依頼された際にそのリクエストが容易に対応可能であることを示すために使用します。

これはカジュアルな表現であり、ポジティブな態度を示すためによく使われます。

3. Consider it done

上記2つと同じく、このフレーズも指示の完全な理解と即時の実行を約束する際に使われますが、より強い自信と効率性を示すニュアンスがあります。

この表現を使うことで、指示されたタスクを完了するという確固たる自信を伝え、相手に安心感を与えます。

4. As you wish

「仰せのままに」という表現は、相手の要望や指示を全面的に受け入れる意志を示します。

このフレーズは、特に上司や顧客など、権威のある人からの指示に対して使用されることが多く、非常に丁寧かつフォーマルなニュアンスを持ちます。

他の表現に比べると古風な印象があります。

まとめ

以上で動画に出てくるフレーズの解説は終わりになります。

シーンとフローを活用した際の頭の動きを解説すると以下の通りになります。

1 自分がどの場面で何をしたい状態なのか?を認識 

2 脳が各フレーズを自動的に引き出してくる

3 フレーズが口から出てくる

これが出来ると英語を話すのが楽になると思います。

是非動画を何度も視聴頂き、シャドーイングやリピーティングをすることで自分の体に染み込ませていってください。

実際に自分がその場面にいることを想像しながら、その役になりきって演じながら音読すると効果は上がります。

そうすると自分がその場面に遭遇した時に自然とフレーズが口から出やすくなっていきます。

参考文献

再度のご紹介。

これらの書籍からヒントを多く頂いています。

何度も言いますが良い本です。

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