映画「AIR」で交渉を学ぶ⑧【本当に大事なものは何か、を伝える】

この記事は映画の1シーンからリアルなビジネス英語のスピーキングフレーズや交渉方法を学ぶ内容になっています。

本日取り上げるのは『AIR』という映画。

1984年、バスケットボール部門の不振にあえいでいたナイキが、どのようにして一発逆転で業界のトップになったか。

その原動力となったバスケットボールの伝説的選手、マイケル・ジョーダンとの契約をどうやって獲得したのか?などが詳細に描かれています。

映画自体、企業のプロジェクト成功秘話なのでビジネス英語のフレーズが豊富に登場します。映画全体がビジネス英語の教科書と言っても過言ではないと思っています。

誰に向けて書いているか?

英語を使って情報を伝えるだけではなく、相手の心を動かして、行動に移してもらいたいと思っている人。


本記事で学べる事

  • matter を使った「本当に大事な事」の伝え方
  • 「自分だったらどう言うか?」自分事としての応用表現の作り方

本記事を読めば映画の1シーンから実戦で使えるリアルなフレーズが学べます!

効果的なフレーズを自分のものにして実際のビジネス現場に活かしていきましょう!

執筆者は、私、たっちゃんです。

海外営業職に就いてもうすぐ8年になります。

この記事を執筆した人

40代中盤のおじさんです。               30代半ばで国内営業から海外営業へ転身しました。               英語での商談・プレゼンは500回以上経験。  多くの失敗を糧に日々研鑽しています! TOEIC 895点

たっちゃんです

今日の構文をご紹介しますね。

本日の構文【matter を使って「本当に大事なことを伝える」】

① It doesn’t matter +A(Aには名詞(節)or 文章)

  和訳:Aは大事じゃない、関係ない。*大事そうに見えるけど本質的には重要ではない事、が入る。

② All that matters is B(Bには名詞(節)or 文章)

  和訳:Bこそが重要なんだ。*本当に重要だと思っていることを入れる。

映画本編をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓

目次

映画「AIR」解説と本日のマジックフレーズ紹介

あらすじと今日のフレーズを順を追って説明します。

「AIR」あらすじ

まだ映画「AIR」を見られていない方はこちらをご参照ください。https://eiga.com/movie/99032/special/

今日のシーン

それでは本日のシーンを見てみましょう!

主人公のソニー(マットデイモン)はナイキのバスケットボール部門でタレントを発掘する職にあり、新人選手であるマイケルジョーダンの才能を見抜いています。

どうしてもマイケルジョーダンと契約したいソニー。一方でジョーダンにとってナイキは眼中になく、アディダスかコンバースと契約しようとしていました。

起死回生の為にソニーは契約のカギを握るマイケルジョーダンの母親に直接会いに行こうとします。ただ代理人を通さず直接選手や家族と交渉するのはスポーツ業界ではやってはいけないタブー。

ソニーは社内の了解を得るために、ナイキの営業責任者であるハワードホワイトにタブーを犯す事を話しに行きます。

ハワードは最初ソニーを咎めますが、最終的には「自分の信じる事をやれ」と励ましてくれます。

苦境にあったソニーが社内で応援してくれる味方を見出した感動のシーンです。

今日はそのシーンです。

(字幕設定で英語字幕出せますので、そちらもチェックして下さいね)

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