➀解説
expertise は、「専門知識」や「専門技術」という意味を持ちます。特定の分野や職業において、深い知識や技術を持っていることを表します。expertise は、長期間の学習や実践によって得られる知識やスキルに関連し、職業的な状況やビジネスの場面でよく使用されます。
例文:
- His expertise in data analysis helped the company improve its sales strategy. (彼のデータ分析における専門知識が、会社の販売戦略を改善するのに役立った。)
- The team relied on her expertise to solve the complex engineering problem. (チームは複雑な工学問題を解決するために、彼女の専門知識に頼った。)
②語源
expertise は、ラテン語の「expertus」(経験された、試された)から派生しています。さらに、フランス語の「expertise」(専門的な知識や技術)から英語に取り入れられました。この言葉は、経験と知識に基づいて、特定の分野で優れた能力を持つことを指します。
③類義語
- knowledge(知識)
Her knowledge of international law is impressive.
(彼女の国際法に関する知識は見事だ。)
- skill(技術、スキル)
His programming skills are essential for this project.
(彼のプログラミングスキルは、このプロジェクトに不可欠だ。)
- proficiency(熟達、習熟)
She has gained proficiency in several foreign languages.
(彼女は複数の外国語に習熟している。)
④反対語
- ignorance(無知)
His ignorance of the rules led to serious mistakes.
(彼の規則に対する無知が重大なミスにつながった。)
- incompetence(無能、能力不足)
The manager’s incompetence caused delays in the project.
(マネージャーの無能さがプロジェクトの遅れを引き起こした。)
- inexperience(経験不足)
Due to her inexperience, she struggled with the task.
(経験不足のため、彼女はその仕事に苦労した。)
⑤TOEIC出題イメージ
PART 5: 文法・語彙問題
Question:
The company is seeking an applicant with __________ in digital marketing to lead the new campaign.
(A) expertise
(B) ignorance
(C) incompetence
(D) inexperience
Answer: (A) expertise
解説:
この文では、デジタルマーケティングにおける専門知識を持つ応募者を探していることを示しているため、正しい答えは expertise(専門知識)です。ignorance(無知)、incompetence(無能)、inexperience(経験不足)は文脈に合いません。
訳:
その会社は、新しいキャンペーンをリードするために、デジタルマーケティングにおける __________ を持つ応募者を探しています。
PART 6: 文脈問題
Text:
Her __________ in financial planning has made her a valuable asset to the company. She regularly provides advice on investment strategies.
(A) ignorance
(B) inexperience
(C) expertise
(D) incompetence
Answer: (C) expertise
解説:
この文では、彼女の財務計画における専門知識が会社にとって価値ある存在であることを示しているため、正しい答えは expertise(専門知識)です。ignorance(無知)、inexperience(経験不足)、incompetence(無能)は文脈に合いません。
訳:
彼女の財務計画における __________ により、彼女は会社にとって価値ある存在となっている。彼女は定期的に投資戦略に関するアドバイスを提供している。
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