映画「オッペンハイマー」で学ぶビジネス英語フレーズ ⑤

本日も『オッペンハイマー』でビジネス英語を学びます。

この映画は世界初の原子爆弾を開発し、「原爆の父」として知られるロバート・オッペンハイマーの生涯と苦悩を描いた伝記映画です。

映画の中ではビジネスでも使える英語のフレーズが豊富に登場。

その中でも印象的でビジネスに使えるフレーズを抽出して皆さんにお届けしたいと思います。

誰に向けて書いているか?

英語を使って情報を伝えるだけではなく、相手の心を動かして、行動に移してもらいたいと思っている人。


本記事で学べる事

  • 映画「オッペンハイマー」で使われているリアルな英語フレーズ⑤
  • 各フレーズのビジネス応用表現
この記事を執筆した人

40代中盤のおじさんです。               30代半ばで国内営業から海外営業へ転身しました。               英語での商談・プレゼンは500回以上経験。  多くの失敗を糧に日々研鑽しています! TOEIC 895点

たっちゃんです
本日のビジネス英語フレーズ

① would it be fair to say that 文章 ・・・ ~と言うのは妥当ですか?

② A (not) have anything to do with B   ・・・AはBと全く関係がない

③  Do you understand what I’m getting at?・・・私が言っていることを理解していますか?

目次

映画「オッペンハイマー」解説と今日のシーン

あらすじと今日のフレーズを順を追って説明します。

「オッペンハイマー」あらすじ

オッペンハイマーは1926年にハーバード大学を卒業した後、海外の大学へ留学する中で理論物理学を学び始めます。彼は自身の研究を通して、核分裂を応用した原子爆弾実現の可能性を感じます。1938年にはナチス・ドイツでも核分裂が発見された為、彼は原爆開発の必要性を痛感。

1942年、第二次世界大戦が激化する中、オッペンハイマーはアメリカのロスアラモス国立研究所で原爆開発(マンハッタン計画)のリーダーとして活動しました。

彼は全米から集められた優秀な科学者チームを率い、1945年7月16日に人類史上初の核実験「トリニティ」を成功させます。この成功はやがて広島と長崎への原爆投下へと繋がり、彼は原爆の父として英雄視されますがその一方で核兵器による犠牲に深く苦悩しました。

戦後、オッペンハイマーは核兵器の拡散に危機感を抱き、水爆開発に公然と反対。

彼はトルーマン大統領に会い核兵器管理の国際機関の創設を提案したものの、受け入れられません。その後、核兵器推進派との対立が深まり、彼の人生とキャリアに暗い影を落とします。オッペンハイマーの人生は、科学者としての輝かしい業績と、核兵器という人類史上最も破壊的な発明との葛藤の中で翻弄されていくことに。

今日のシーン

それでは本日のシーンを見てみましょう。

1954年に行われた聴聞会のシーンです。

原爆開発を主導した物理学者であるオッペンハイマーが、1954年、スパイの嫌疑を受けて開かれたもの。

事のきっかけは、オッペンハイマー(演:キリアン・マーフィー)はソ連の指図を受け機密情報を流し、科学者たちに働きかけアメリカの水爆開発を遅らせた、という関係者からの告発でした。

スペイン内戦の人民支援をはじめ、共産主義者との交際があったので、その関係性が追求されます。

オッペンハイマー自身も聴取されますが、周りの人物も聴取の対象になります。

その内の一人はオッペンハイマーの妻のキャサリン・“キティ”・オッペンハイマー(演:エミリー・ブラント)でした。

生涯夫の味方として彼を支えつづけた彼女がどのように聴聞会に臨んだのか。

「Yes」の応酬から会話が始まります。

主な登場人物

・キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー: オッペンハイマーの妻
・ロジャーロブ: 原子力委員会の特別弁護人(オッペンハイマーやその関係者を聴取し追求する立場)
・ウォード・エヴァンス: 化学者。原子力委員会のメンバー。オッペンハイマーの支持者。
 (このシーンで最後にひとこと言う男性。)

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