言えそうで言えない英語フレーズ (Youtube動画解説)

普段の会話で「英語で言いたいけど、うまく表現できない!」ということはありませんか?今回は、そんな「言えそうで言えない英語フレーズ」を紹介し、それぞれの文法も解説します。


目次

① 挨拶・会話

また今度ね Maybe next time.

👉 誘われたけど、今回は行けないときに使います。「また今度ね」と軽く断る表現で、断るときにやわらかい印象を与えます。

文法解説:

  • Maybe(副詞):「たぶん」「もしかすると」
  • next time(名詞句):「次の機会に」

➡ 「Maybe」は話し手の確信度が100%でないときに使います。「また次回あるかもしれないね」というニュアンスを含んでいます。

例文: A: Do you want to go to the movies with us?
B: I can’t today. Maybe next time!
(A: 一緒に映画に行かない? B: 今日は無理だな。また今度ね!)

他の言い方:

  • Let’s do it another time.
  • How about next time?

話がそれた get off topic.

👉 会話の流れから関係ない話をしてしまったときに。「ちょっと話がそれたね」と言いたいときに使えます。

文法解説:

  • get off(動詞句):「〜から離れる」
  • topic(名詞):「話題」

➡ 「get off」は「ある状態から外れる」という意味があり、「話題から外れる」→「話がそれる」という意味になります。

例文: We were talking about the new project, but now we’re totally getting off topic.
(新しいプロジェクトの話をしていたけど、今は完全に話がそれちゃったね。)

他の言い方:

  • We got sidetracked.
  • That’s not what we were talking about.

とりあえずそんな感じです That’s about it.

👉 説明を終えるときに「だいたいそんな感じ」と言う表現。「今のところはこれくらいかな」と伝えるときにも便利です。

文法解説:

  • That’s = That is(主語+動詞):それは〜です
  • about(副詞):おおよそ
  • it(代名詞):ここでは「話の内容」を指す

➡ 「That’s about it.」は「おおよそそれくらい」という意味で、「特に付け加えることはないよ」というニュアンスになります。

例文: A: Can you explain the plan?
B: Sure! First, we meet at the station, then we take a bus. That’s about it!
(A: 計画を説明してくれる? B: もちろん! まず駅で集合して、それからバスに乗る。それくらいかな。)

他の言い方:

  • That’s pretty much it.
  • That covers it.

② お願い・依頼

お手数ですが… I’m sorry to bother you, but…

👉 何かお願いするときに、丁寧に言いたい場合に使います。「申し訳ないですが」と遠慮がちに頼むニュアンスを含みます。

文法解説:

  • I’m sorry to …:「〜して申し訳ない」
  • bother(動詞):迷惑をかける

➡ 「I’m sorry to bother you」は「あなたに迷惑をかけて申し訳ない」という意味で、依頼の前置きとして使われます。

例文: I’m sorry to bother you, but could you help me with this document?
(お手数ですが、この書類を手伝ってもらえますか?)

他の言い方:

  • Excuse me, but…
  • I hate to trouble you, but…

お言葉に甘えて… I’ll take you up on that.

👉 誰かの申し出をありがたく受けるときに。「本当にいいの? じゃあ、お言葉に甘えて」といったニュアンスです。

文法解説:

  • take someone up on something:「(申し出を)受け入れる」

➡ 「take up」は「引き受ける」「応じる」という意味で、「take you up on that」は「あなたの申し出に応じる」という意味になります。

例文: A: If you need a ride, I can drive you home.
B: Really? I’ll take you up on that!
(A: もし送ってほしいなら、車で家まで送るよ。 B: 本当に? じゃあ、お言葉に甘えて!)

他の言い方:

  • If you insist, I will.

急がなくて大丈夫です Take your time.

👉 「ゆっくりで大丈夫」と言うときに。相手にプレッシャーを与えず、余裕を持ってもらうための優しい表現です。

文法解説:

  • Take your time(慣用表現):急がずに時間をかけて行う

➡ 「Take your time」は「焦らずやってください」という意味で、相手に時間の余裕を持たせるフレーズです。

例文: No rush, take your time.
(急がなくていいよ、ゆっくりで大丈夫。)

他の言い方:

  • No rush.
  • There’s no hurry.

③ 気持ち・感情を表す

いい感じ! Looking good!

👉 見た目や状況が良さそうなときに使います。相手の服装を褒めたり、進行中のプロジェクトが順調なときにも使えます。

文法解説:

  • Looking(動詞の進行形):見える、状態を表す
  • good(形容詞):良い

Looking good!“It is looking good.” の省略形で、「いい感じに見えている」という意味になります。

例文: A: How’s my new haircut? B: Looking good! (A: 新しい髪型どう?B: いい感じ!)

他の言い方:

  • You look great!
  • That’s looking nice!

何か違う気がする Something feels off.

👉 何か違和感があるときに使います。直感的に「何かおかしい」と感じたときに便利な表現です。

文法解説:

  • Something(代名詞):何か
  • feels(動詞):感じる(第三人称単数現在形)
  • off(形容詞):違和感がある、不自然な

➡ 「Something feels off.」は「何かが違うように感じる」という意味になり、理由ははっきりしないが、何かおかしいと感じるときに使います。

例文: I don’t know why, but something feels off about this place. (理由はわからないけど、この場所、何か違和感がある。)

他の言い方:

  • Something isn’t right.
  • It doesn’t feel quite right.

本音を言うと… Deep down

👉 「本当の気持ちでは」「心の奥では」と言いたいときに使います。

文法解説:

  • Deep(形容詞):深い
  • down(副詞):下の方に

Deep down は「心の奥深くでは」という意味になり、表向きの態度とは違う本音を伝えるときに使います。

例文: He seems happy, but deep down, he’s really struggling. (彼は幸せそうに見えるけど、本音ではすごく悩んでいる。)

他の言い方:

  • In my heart
  • If I’m being honest

気を取り直して Shake it off

👉 失敗や嫌なことを気にせず、前向きに切り替えるときに使います。

文法解説:

  • Shake(動詞):振る、払いのける
  • it(代名詞):嫌なこと、ネガティブな感情などを指す
  • off(副詞):取り除く

Shake it off は「嫌なことを振り払う」「気にしないで前向きにいく」という意味です。

例文: You lost the game, but shake it off and focus on the next one! (試合に負けたけど、気を取り直して次に集中しよう!)

他の言い方:

  • Move on
  • Let it go

④ 行動・意思決定

とりあえずやってみる Just give it a try

👉 「試しにやってみる」と言いたいときに使います。

文法解説:

  • Just(副詞):とりあえず、気軽に
  • give it a try(動詞句):試してみる

Give it a try は「試しにやってみる」という意味のフレーズです。

例文: I don’t know if it’ll work, but just give it a try! (うまくいくかわからないけど、とりあえずやってみよう!)

他の言い方:

  • Just go for it!
  • Give it a shot.

気が利くね That’s thoughtful of you.

👉 相手の気遣いを褒めるときに使います。

文法解説:

  • That’s = That is(主語+動詞):それは〜だ
  • thoughtful(形容詞):思いやりがある
  • of you(前置詞句):あなたにとって

➡ 「That’s thoughtful of you.」は「あなたは気が利くね」という意味になります。

例文: Bringing an umbrella for me? That’s thoughtful of you! (傘を持ってきてくれたの?気が利くね!)

他の言い方:

  • That’s kind of you.
  • You’re so considerate.

いい線いってるね You’re getting there.

👉 進捗があり、目標に近づいているときに使います。まだ完璧ではないけれど、順調に進んでいることを伝えるフレーズです。


文法解説:

  • You’re(主語 + be動詞):あなたは~している
  • getting(動詞の進行形):~になってきている、到達しつつある
  • there(副詞):目的地や目標を指す

You’re getting there! は「(まだ途中だけど)いい感じに進んでるよ!」という意味になります。

例文:
A: My English pronunciation is still not perfect…
B: Don’t worry! You’re getting there!
(A: まだ英語の発音が完璧じゃないんだ…
B: 大丈夫!いい線いってるよ!)

他の言い方:

  • You’re on the right track!(いい方向に進んでるよ!)
  • Keep going! You’re almost there!(その調子!もう少しだよ!)

どっちでもいいよ Either way is fine.

👉 どちらの選択肢でも問題ないことを伝えるフレーズです。相手に決めてもらいたいときにも使えます。

文法解説:

  • Either(形容詞):どちらの~でも
  • way(名詞):方法、選択肢
  • is fine(be動詞 + 形容詞):問題ない、大丈夫

Either way is fine. は「どっちの方法でもOKだよ」という意味になります。

例文:
A: Should we take a taxi or walk?
B: Either way is fine. What do you think?
(A: タクシーで行く?それとも歩く?
B: どっちでもいいよ。君はどう思う?)

他の言い方:

  • I’m good with either.(どっちでも大丈夫。)
  • Doesn’t matter to me.(どっちでも構わないよ。)

まだ決めてない I’m still thinking about it.

👉 何かを決めかねているときや、もう少し考えたいときに使います。

文法解説:

  • I’m(主語 + be動詞):私は~している
  • still(副詞):まだ、引き続き
  • thinking(動詞の進行形):考えている
  • about it(前置詞 + 代名詞):それについて

I’m still thinking about it. は「まだ考え中だよ」という意味になります。

例文:
A: Have you decided on your next job?
B: Not yet. I’m still thinking about it.
(A: 次の仕事決めた?
B: まだ。考え中だよ。)

他の言い方:

  • I haven’t decided yet.(まだ決めてないよ。)
  • I’m still making up my mind.(まだ考えをまとめているところ。)

せっかくだから Since we’re here…

👉 「せっかくだし~しよう」と、今いる状況を活かして何かを提案するときに使います。

文法解説:

  • Since(接続詞):~だから、~なので
  • we’re here(主語 + be動詞 + 副詞):私たちはここにいる

Since we’re here… は「せっかくここにいるんだから~しよう」というニュアンスになります。

例文:
A: Should we grab a coffee?
B: Yeah! Since we’re here, let’s check out that new café.
(A: コーヒーでも飲む?
B: うん!せっかくだし、新しいカフェに行ってみよう。)

他の言い方:

  • Might as well.(せっかくだからやろう。)
  • While we’re at it…(ついでに…)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次