映画「AIR」で英語の交渉を学ぶ⑤【人を動かす「権威の原則」】

今日も、映画からリアルなビジネス英語のスピーキングフレーズを学んでいきましょう。

本日取り上げるのも『AIR』という映画です。ナイキがどのようにしてバスケットボールの伝説的選手、マイケル・ジョーダンとの契約を獲得したのか?様々な困難をナイキがどのように乗り越えたのか?が詳細に描かれています。

映画には、ビジネス英語のフレーズが豊富に登場します!

映画全体がビジネス英語の教科書と言っても過言ではないと思っています。

個人的にはビジネス英語を学べる映画の3本の指に入ると思っています。

                映画本編をご覧になりたい方はこちらからどうぞ↓

誰に向けて書いているか?

英語を使って情報を伝えるだけではなく、相手の心を動かして、行動に移してもらいたいと思っている人。


本記事で学べる事

  • 人を動かす原則の1つである「権威」について
  • 交渉の場面で「権威」を使用する際の英語構文の組み立て方
  • 「自分だったらどう言うか?」自分事としての応用表現の作り方

効果的なフレーズを自分のものにして実際のビジネス現場に活かしていきましょう!

執筆者は、私、たっちゃんです。

海外営業職に就いてもうすぐ8年になります。

今日の構文をご紹介しますね。

権威の原則を使った構文

① If you look at A(人or 物), A(人or 物)を見れば

② if you really look at A(人or 物) like S did, 君もSのようにしっかりとAを見れば

③ you’re gonna see exactly what S see(s). 君もSと同じように理解できるんだ

*この場合はSが専門家や権威

目次

映画「AIR」解説と本日のマジックフレーズ紹介

あらすじと今日のフレーズを順を追って説明します。

「AIR」あらすじ

まだ映画「AIR」を見られていない方はこちらをご参照ください。https://eiga.com/movie/99032/special/

今日のシーン

それでは本日のシーンを見てみましょう!

ナイキの社員である主人公のソニー・バッカーロ(マットデイモン)とナイキの社長であるフィル・ナイト(ベン・アフレック)の打合せのシーン 3つ目です。

ソニーとフィル社長の打合せシーンの前段階(交渉術③と④)をまだ見ていない方はこちら↓

ソニーはNBAに新加入するマイケルジョーダンの可能性を理解し、社長のフィルに「どうしてもジョーダンと契約を結びたい」と直談判します。

ただ契約金はナイキのバスケットボール部門全体の予算とほぼ同額。

もしジョーダンと契約を結べば、他の新人選手との契約は結べなくなります。

マイケルジョーダンの可能性に対して懐疑的だったフィル社長は大反対。ソニーは交渉の際に使われる「権威性」の原則を用いて社長にマイケルジョーダンの魅力を伝えようとしています。

(字幕設定で英語字幕出せますので、そちらもチェックして下さいね)

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